レトロゲーム音源VST「2868V」
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レトロゲーム曲やチップチューンなどに使えるVSTプラグイン、「2686V」の頒布いたします。 昔のパソコンやゲーム機、アーケードゲームで使われた音源(本プラグインでは「チャンネル」と呼んでおります)やエフェクトをDAW上で再現(なお再現度)することを目指したプラグインとなっておりますので、ご興味がおありでしたら、是非お手に取ってくださいませ。 最新バージョンは「3.5.0(2026/09/17公開)」です。※英語切り替え対応! また、マニュアルもご用意いたしましたので、画面などの詳細はこちらをご参照ください。 https://cyross.github.io/2686V_2686VFX/ 更新履歴はこちらをご参照ください。 https://github.com/cyross/2686V_2686VFX/releases ライセンスなどは、アーカイブファイル展開時に作られる「readme.md」もぜひご参照ください。
アップデート履歴(3.4.0-3.6.0)
※v3.3.0 をご利用の方は必ず v3.6.0 にアップデートをお願いいたします! 大きな変更点: ・2686VFXのエンベロープのトリガーキーカスタマイズ機能追加(v3.6.0) ・音質周りの設定(ノイズリダクション)の追加(v3.6.0) ・一部のトグルスイッチによる表示切り替えが出来ていない不具合の修正(v3.6.0) ・英語表示切り替え対応(v3.5.0) ・ABOUTからマニュアルを表示させるリンク追加(v3.5.0) ・OPL3のグローバルパラメータが表示されないバグ修正(v3.4.0) ・AMP ENV・PITCH ENVに大区分を追加し、すべて閉じているときの表示をコンパクトに(v3.4.0) ・FM音源パラメータをOPZX7Sパラメータファイルにエクスポート、FM音源パラメータファイルをOPZX7Sにインポートする機能を追加(v3.4.0) 詳細(旧バージョンの変更履歴含む)は、GutHubのリリースノートをご参照ください。 https://github.com/cyross/2686V_2686VFX/releases/tag/v3.6.0
開発の背景
本プラグインは、元々は「PC-9801-26やPC-9801-86で使われた音(OPNA・SSG・リズム音源・PCM)で曲を作ってみたいけど、それを完全に抱合しているVSTプラグインが無いけど、当方が作るにはノウハウや技術的スタックが無い」という悶々とした状態が続いたのち、「せや! AIに手伝ってもらったらええやん!」と思い立ってGemini(v3.0.0からはClaude Code)に構築・実装方法を教示いただきながら作っていったものです(開発にはJUCE+VST SDKを使用しています)。 しかし、作成中に色々欲が出始め、「やっぱりこういうのもあったらいいなぁ」という欲望に正直になったため、PC-9801-26やPC-9801-86には無かった機能(OPLやOPL3、OPM、波形メモリ、果てはオリジナルFM音源仕様OPZX7S)を盛り込んだり、ソフトウェア拡張を施したり(FMP7で使用されていたソフトウェアSSGエンベロープやピッチエンベロープ(こちらはKAMATAの仕様を参考に実装)、波形メモリのモジュレーション、FM音源以外へのLFOやデチューン、モノフォニックモード(VSTは基本ポリフォニック)、さらにはユニゾンやハーモニー効果が得られる機能も搭載してできたのが「2686V」です。 「2686V」はもともとの開発目的だった「PC-9801-26」と「PC-9801-86」を再現することを目指して名付けました。 ※v3.0.0で「26V」「86V」をリリースしたことで、初志貫徹は果たしております。 他にも、レトロゲームでよく使われていた「高速アルペジオ」「レベル切り替え」「波形切り替え」などのテクニックもできる限り再現できるようにしております。
特徴(1) 数多の音源を「チャンネル」として管理
・本プラグインは利用可能な音源のことを「チャンネル」と呼称 ・チャンネル内では、機能応じてパラメータを「カテゴリ」として分類。 ・音作りの可能性を広げるため、実際の音源チップに無かった拡張機能や独自機能を追加
特徴(2) お好みに合わせて、多数のプラグインバリエーション
・2686V ・2686VLight ・2686Vからカーブ編集モードを削除 ・26V ・2686VLightからOPN,SSGを抜き出し ・86V ・2686VLightからOPNA,SSG,RHYTHM,PCM(ADPCM)を抜き出し ・OPNV ・2686VからOPNA,OPNを抜き出し ・OPLV ・2686VからOPL,OPL3を抜き出し ・OPMV ・2686VからOPMを抜き出し ・OPZX7S ・2686VからOPZX7Sを抜き出し ・カーブ編集モードを標準採用 ・PULSEV ・2686VからSSG,BEEPを抜き出し ・WTV ・2686VからWT,WT2,WT+を抜き出し ・PCMV ・2686VからRHYTHM,ADPCMを抜き出し ・2686VFX(エフェクト) ・2686VからFX部分と各種エンベロープやLFOなどを抽出したエフェクトプラグイン
特徴(3) ふんだんに盛り込んだFM音源チャンネル
・本プラグインでは、多数のFM音源をオペレータ毎にチャンネルとして準備 1:98にやってきたのが遅すぎた! OPNAチャンネル ・PC-9801-86やPC-9801-73、PC-8801シリーズの「サウンドボードII」で採用されたYM2608チップのオペレーター仕様 2:長らく98サウンドの顔だった! OPNチャンネル ・PC-9801-26やPC-8801mkIISR標準搭載サウンドで採用されたYM2203チップのオペレーター仕様 3:MSX-MUSIC相当にもできる? OPLチャンネル ・MSX-AUDIOやSound Orchestra Vなどで採用されたY8950チップやYM3526チップのオペレーター仕様。OPLL相当にも設定可能 4:海外のほうが知られている? OPL3チャンネル ・SoundBlasterなどで採用された、YMF262チップのオペレーター仕様 5:X68000といえばこれ! OPMチャンネル ・X68000やX1の標準サウンド機能で採用されたYM2151チップのオペレーター仕様 ・設定でOPP相当にも 6:ぼくのかんがえたさいきょうのオペレーター! OPZX7Sチャンネル ・OPZ(YM2414)、OPX(YMF271-F)、MA-7(YMU786)、OPS(YM2128、DX7でおなじみ)のいいとこ取り ・更に、モダンFM音源の要素も搭載 ・8オペレーター ・自由度の高いアルゴリズム構築(アルゴリズムマトリックス) ・オペレーターごとのFB(実数指定)
特徴(4) FM音源だけじゃない! 26/86 ボードに備わった各チャンネルたち
・2686Vでは、FM音源以外に以下のチャンネルを用意しています 1:SSG ・PC-9801-23やPC-9801-86で採用されているSSG音源の仕様 ・ほぼPSG ・なので、ファミコン標準音源や「役満天国」などで採用されたMMC5チップ、KONAMI VRC VIなどで採用されていたPSG音源・矩形波音源も再現可能 2:WT ・初期の波形メモリチャンネル。WT2を実数指定・正負範囲 3:WT2 ・整数段階形式波形メモリ ・ファミコンディスクシステムやゲームボーイ、KONAMI SCC、NAMCO C30(KORG Gadget「KAMATA」)などで採用された仕様 4:WT+ ・波形メモリを複数ロードし、リアルタイムで切り替え ・v3.0.0で追加 5:RHYTHM ・リズム音源 ・YM2608に搭載 ・本プラグインではドラムマシン的扱い ・実機では6パッドだが、本プラグインでは8パッド対応(86Vでは実機に合わせて6パッド) ・後述のADPCM同様、様々なビット深度や補完対応 6:ADPCM(DPCM・PCMにも対応!) ・サウンドボードIIやPC-9801-73で採用された仕様 ・ビット深度設定でPCMの他にADPCMやDPCMも設定可能(様々なADPCM仕様にも対応) ・補完アルゴリズムも多数準備 ・SPC-700で搭載されたガウス補完も対応 7:ADPCM+ ・WT+のADPCMバージョン ・最大32個のPCMファイルをロードし、リアルタイムで切り替え可能 ・RHYTHMやADPCMで設定できるエンベロープやOPTIONALも設定可能(TARGET単位) ※多数のPCMファイルをロードしたときのメモリ容量に注意! 8:ビープ音(BEEP) ・内臓音源が無い/サウンドボードが刺さっていないパソコン御用達
特徴(5):音作りをさらなる高みに持っていける、様々な拡張機能
1:豊富なエンベロープ(アンプ・ピッチ)等の加工機能 ・FM音源(グローバル・オペレーター)だけではなく、すべてのチャンネル(リズム音源はパッド)に各種加工機能を搭載 ・多彩なエンベロープ ・Amp Env/Pitch Env/SSG Hw (Amp/Pitch) Env/SSG Sw (Amp/Pitch) Env/WT (Amp/Pitch) Mod ・LFO ・マルチプル・デチューン ・効果音モード ・音質指定(BIT Rate/Sample RATE) ・PCM系では補完も指定可能 2:ユニゾン・ハーモニーモード ・複数音を同時(もしくは少し周期をずらして)再生可能 ・最大8音再生可能 ・広がりを指定可能 ・デチューン指定可能 ・-4800セントから4800セントまで ・ナッジボタン群を搭載 ・アルペジオ(v3.0.0-) ・高速アルペジオも対応 ・ボイス単位の広がり指定(v3.0.0-) ・ボイス単位のデチューン指定(v3.0.0-) ※パフォーマンスが落ち、CPUスパイクなどが発生するリスクあり 3:モノフォニック・ポリフォニック切り替え機能 ・モノフォニックだと、次のキーを押したときに残響を残さない ・ポリフォニックだと、きれいな和音やレガートを実現 4:ヴェロシティ固定モード ・当時の雰囲気を取り戻したい方向け ・MIDIの入力ベロシティを無視して、指定したベロシティで演奏 5:リアルタイム波形プレビュー(オシロスコープ) ・現在鳴っている音をプレビュー(オシロスコープ)で確認可能 6:ミニプレイヤービュー・ミニマムビュー ・リアルタイム波形プレビューがメインの「ミニプレイヤービュー」に切り替え可能 ・プリセット名とチャンネル名、パニックボタンのみの「ミニマムビュー」に切り替え可能 ・従来の画面(起動時画面)は「フルビュー」 ・ミニマムビューから遷移可能 7:UIスケーリング(v2.2.0-) ・お持ちのディスプレイに合わせて、UIの表示倍率を設定可能 ・25%/30%/40%/50%/60%/70%/75%/80%/90%/100%(初期設定)/125%/150%/175%/200%/250%/300% 8:編集内容のアンドゥ・リドゥ 9:チャンネルのパラメータリセット 10:最大同時発音数:80音 11:ファイルブラウザ機能 ・検索・フィルタリング・ソート実装 ・波形プレビュー機能もあり 12:プリセット管理画面 ・プリセット名やジャンルでの検索 ・チャンネル名やファイル形式でのフィルタリング ・各カラムのソート指定 ・メタデータにはプリセットバージョンやジャンル、コメントが記入可能 12:壁紙機能 ・お気に入りの画像で生産性アップにつながるかも 13:ヘッドルームゲインの設定 ・設定できますが、発生するリスクは自己責任で!
特徴(6): 線形変化だけでは物足りない方へ カーブ編集機能
・ADVANCEDタブの「enabled」をONにすると…エンベロープの変化量をカーブに変更可能 ・x軸とy軸の値を決めて係数を掛ける方式 ・スプライン曲線での描画もが可能 ・コントロールポイントは2個まで ・対象は以下の全パラメータ ※レート(時間)のみ、レベルは設定不可 ・レジスタ変化量 ・アンプエンベロープ ・オペレーターのエンベロープも対象 ・ピッチエンベロープ ・SSGソフトウェアエンベロープ ・「k」による係数調整 ・基本的な変化量は 0.0 ~ 1.0 ・ロジックによっては0固定になる場合あり ・利用可能ロジックは30種類以上 ※パフォーマンスが落ち、CPUスパイクなどが発生するリスクあり
特徴(7):レトロだけではなくモダンも! モダンエフェクター搭載
・チャンネルとは別に、エフェクト(FXペイン)を常設表示 ・7種類の簡易エフェクター ・フィルター ・3バンドイコライザー ・トレモロ ・ビブラート ・ビットクラッシャー ・ディレイ ・リバーブ ・単体・全体のバイパス搭載 ・エフェクター独自のパラメータリセットボタン搭載 ・エフェクトの適応順を指定 ・適応順・エフェクトのパラメータをファイルに保存・読み込み
特徴(8):復活! 2686VFX
・2686Vからエフェクトやエンベロープなどを抜き出したエフェクトプラグイン ・FXペインのエフェクトに加えて、エンベロープ・LFO・MUL/DET・UNISON/HARMONYを追加搭載 ・エンベロープなどを掛けるときは、MIDIトラックが必要 ・(v3.6.0-)エンベロープを掛けるキーアサインカスタマイズ機能
対応言語
・日本語(Japanese) ・英語(English)
動作環境
・Windows11(64ビット) ・x86-64(Intel/AMD) ・ARM64(動作未確認)
動作確認済みDAW
・Cubase Pro 15(Windows) ・FL STUDIO 2026(Windows) ・Ableton Live 12 Lite(Windows)
ライセンス
・プラグイン本体:GPL3 ・プリセットやサンプルなどの素材:一部を除いて無断転載禁止 ※詳細は同梱のドキュメントファイルをご参照ください。
GitHubリポジトリ
https://github.com/cyross/2686V_2686VFX







































